贈り物の知識
お歳暮が遅れたら?御年賀・寒中見舞いの時期と熨斗の書き方|果物ギフトの浜中屋
この記事を書いた人
(株)浜中屋 バイヤー 余語 敏和(よご としかず)
バイヤー歴25年
山形県鶴岡市で贈答ひと筋70余年の果物百貨店「浜中屋」の仕入れを担当。

果物百貨店 浜中屋でバイヤーをしている余語です。
年末は仕事も家のことも重なって、「気づいたらお歳暮の時期を過ぎていた」ということが誰にでもあります。でも、あわてる必要はありません。お歳暮が遅れたときは、年が明けてから「御年賀」か「寒中御見舞」に切り替えて贈るのが一般的なマナーです。
この記事では、切り替える時期の目安と熨斗(のし)の書き方、相手や自分が喪中のときの注意点を、贈答の果物を70年以上扱ってきた果物屋の目線でまとめました。
この記事のまとめ
- お歳暮は12月20日ごろまでが一般的な目安。ただし果物は旬に合わせて年末に届くこともあり、年内に届けば「御歳暮」で大丈夫です
- 年内に間に合わないときは、1月7日(松の内)までなら「御年賀」
- 松の内を過ぎたら、立春の前日(2027年は2月3日)までは「寒中御見舞」。目上の方には「寒中御伺」
- 水引は紅白の蝶結び。喪中の方へは紅白を避け、無地の掛け紙か短冊に
- 果物を御年賀で贈るなら、1月1日〜7日(松の内)に届く「お年賀果物詰合せ」が安心です
お歳暮はいつまでに贈ればいい?
お歳暮は、12月上旬から12月20日ごろまでに先方へ届くように贈るのが一般的です。最近は11月下旬から贈る方も増えています。
ただ、これはあくまで一般的な目安です。果物は生ものなので、いちばんおいしい時期に合わせて贈ると、どうしても年末近くのお届けになることがあります。年内に届くのであれば、表書きは「御歳暮」のままで失礼にはあたりません。
【浜中屋 バイヤー評価】目利きワンポイント
浜中屋の冬の果物には、はるかりんごや干し柿のように、12月の中旬から下旬にかけて食べ頃のピークを迎えるものが多くあります。そのため年によっては、お届けが12月26日・27日ごろになることもあります。日付の早さより、いちばんおいしい状態でお届けすることを優先しています。年末は先方がお留守のことも多いので、心配な方はお届け先のご予定を確かめておくと安心です。
時期別の早見表|御歳暮・御年賀・寒中御見舞

先方に届く日で表書きを選びます。発送した日ではないので注意してください。
| 届く時期 | 表書き |
|---|---|
| 12月上旬〜12月20日ごろ | 御歳暮 |
| 12月下旬(年内) | 御歳暮(年内に届けば問題ありません) 旬の果物は年末のお届けになることもあります |
| 1月1日〜1月7日(松の内) | 御年賀(御年始) |
| 1月8日〜2月3日(立春の前日) | 寒中御見舞 目上の方には「寒中御伺」 |
| 2月4日(立春)以降 | 余寒御見舞(2月下旬ごろまで) |
※関西など一部の地域では、松の内を1月15日までとするところがあります。その場合は1月15日までが「御年賀」、それ以降が「寒中御見舞」です。
※寒中見舞いは、暦の「小寒(1月5日ごろ)」から始まるとする考え方もあります。迷ったときは、松の内が明けてから贈れば間違いありません。
※立春の日付は年によって変わります(2027年は2月4日)。
熨斗(のし)の書き方

表書き
水引の上の中央に用途(表書き)を書き、水引の下に贈り主の名前を書きます。
- 年明けの松の内まで:御年賀(または御年始)
- 松の内が明けてから立春の前日まで:寒中御見舞
- 目上の方へ寒中見舞いを贈る場合:寒中御伺(「お見舞い」は目上の方には使わない方が無難とされています)
水引
御歳暮・御年賀・寒中御見舞は、いずれも紅白の蝶結びの水引を使います。蝶結びは何度でも結び直せることから、毎年くり返したいお付き合いの贈り物に使われます。
名前の書き方
個人なら姓だけ、またはフルネーム。会社から贈る場合は、会社名と代表者名を入れます。連名にすることもできます。
浜中屋の熨斗について
浜中屋では、熨斗を箱の中に入れてお届けしています(内のし)。外に掛けると、配送中に破れたりずれたりするためです。また、果物の箱は鮮度を保つために穴が開いていて、包装紙で完全に包むとかえって傷みやすくなるため、包装はしておりません。
相手や自分が喪中のときは?

お歳暮は日頃のお礼の贈り物で、お祝いではありません。そのため、相手や自分が喪中でもお歳暮を贈ってかまわないとされています。ただし、次の点に気をつけます。
- 紅白の水引や色の入った掛け紙は避け、白無地の掛け紙か短冊に表書きを書く
- 亡くなってから四十九日までの忌中は贈るのを控え、忌明けを待つ
- 年明けに贈る場合、喪中の方へは新年を祝う「御年賀」ではなく「寒中御見舞」にする(忌明けが松の内に重なっても同じです)
喪中の扱いは地域や家ごとの考え方でも変わります。迷ったときは、時期をずらして寒中御見舞として贈ると角が立ちません。
【浜中屋 バイヤー評価】目利きワンポイント
お年賀や寒中見舞いに果物を選ぶなら、日持ちがして家族で分けやすいものが喜ばれます。御年賀なら、お正月の頃にいちばんおいしいりんごや柑橘、干し柿などを詰めて、1月1日〜7日にお届けする「お年賀果物詰合せ」をご用意しています。寒中見舞いの時期なら、1月8日〜2月3日にお届けする「寒中見舞い果物詰合せ」をご用意しています。その時期にいちばんおいしい冬の果物を詰めてお届けします。
遅れて贈るときに添えたいひと言

時期が遅れたときは、ひと言お詫びを添えると気持ちが伝わります。浜中屋ではご注文時に「メッセージカード」欄にご記入いただければ、文字数の制限なく代筆してお入れします。
御年賀として贈る場合の例
新年あけましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりました。年末のご挨拶が遅くなり失礼いたしました。心ばかりの品をお送りいたしますので、ご家族の皆さまでお召し上がりください。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
寒中御見舞として贈る場合の例
寒中お見舞い申し上げます。旧年中は大変お世話になりました。年末のご挨拶が遅くなり失礼いたしました。寒さ厳しき折、どうぞご自愛ください。心ばかりの品をお送りいたします。
よくあるご質問
Q. 12月25日ごろに届く場合、表書きは「御歳暮」でいいですか?
A. 年内に届くのであれば「御歳暮」でかまいません。果物は旬に合わせてお届けするため、浜中屋でも商品によっては12月26日・27日ごろのお届けになることがあります。年末は先方がお留守のことも多いので、ご心配な場合は年明けに「寒中御見舞」として贈る方法もあります。
Q. 御年賀として、お正月(松の内)に果物を届けられますか?
A. はい。お年賀果物詰合せ 寒中見舞いに・1月8日〜2月3日にお届け寒中見舞い果物詰合せ ›松の内が明けてから立春の前日までにお届けする、冬の果物の詰め合わせ。4,400円からは、1月1日〜7日の間にお届けする御年賀専用の詰め合わせです(4,400円・5,500円・6,600円)。熨斗・挨拶状は無料で承ります。
Q. 寒中見舞いとして果物を贈ることはできますか?
A. はい。寒中見舞い果物詰合せは、1月8日〜2月3日の間にお届けする詰め合わせです(4,400円・5,500円・6,600円)。熨斗は「寒中御見舞」「寒中御伺」など、無料で承ります。
Q. 喪中の方にお歳暮を贈ってもいいですか?
A. お歳暮はお祝いではないため、贈ってかまわないとされています。紅白の水引は避けて、白無地の掛け紙か短冊を使います。四十九日までの忌中は控え、年明けに贈る場合は「寒中御見舞」にします。
Q. 浜中屋で「寒中御見舞」や「寒中御伺」の熨斗はお願いできますか?
A. はい、ご希望の熨斗はすべて対応しております(無料)。選択肢にない表書きは、ご注文時の熨斗の欄に用途をご記入ください。熨斗は箱の中に入れてお届けします。
Q. 先方に金額が分かってしまいませんか?
A. 商品の中に、金額の分かる明細書やチラシは入れておりませんのでご安心ください。
Q. 年末年始の発送日を知りたいです。
A. 年末年始は配送会社も混み合います。ご希望の時期に届くかどうか、ご注文前にお電話・メールでお気軽にお問い合わせください。
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- 2026.11.01
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